みなさんこんにちは!
つぼです(●´ω`●)ノ
今日は最近話題になっているTwitter上での誹謗中傷について考えていたことをお話しします。
はじめに
木村花さんのご冥福を心からお祈り申し上げます。
芸能人とツイッター
僕は芸能人でも何でもない、しがない学生ですので今日は芸能人とツイッターの関係について思っていることをつらつらと書いていこうと思います。
さて、まずは芸能人とTwitterは相性が非常に悪いという話です。
芸能人と世間
芸能界は他の職業と比べて圧倒的に他者からの評価が仕事に直結する職業だと思います。
というのもテレビや雑誌などの書籍の露出といったマスメディアにおいて出演できるかどうかは顧客となる世間の評価を多大に受けるからです。
みなさんも世間の評価やイメージが悪化したせいで芸能界から干された人を誰か1人はイメージできますよね?
このイメージの低下はメディアの露出が極端に減ることにつながりそれに伴い、収入にも影響が及びます。
このように芸能人という職業自体が世間からの評価の影響を非常に受けやすいことは想像に難くないと思います。
芸能人は多少なりとも世間の評価を気にせざるを得ません。
芸能人とTwitter
そして、ある意味Twitterは世間の人々の声が直接見えるような場でもあります。
これには良い評価もそして今回の事件の直接的原因ともなった誹謗中傷といった悪い評価もごっちゃになって存在しています。
そして、特にTwitterでは匿名性があるため、人間社会によるストレスのはけ口となっている側面もあります。
そのため、Twitterは世間からの正当な評価だけでなくストレスも悪口もごっちゃ混ぜにして投げつけるので世間の評価を気にせざるを得ない芸能人とは非常に相性が悪いと言わざるを得ません。
そして、Twitterからの評判を評価として受け取りすぎてしまうと今回のような悲しい事件が起きてしまうわけです。
#誹謗中傷は犯罪です の効果
そして、数多くの芸能人やインフルエンサーがこの出来事に関して誹謗中傷してきたアカウントに対して
訴える
という声をあげています。
これはTwitter上で誹謗中傷をなくすにはある程度の効果があるでしょうし、その活動自体はとても素晴らしいことだと思います。人を必要以上に蔑むような誹謗中傷は根絶されるべきです。
ただ、僕が疑問に思うのはそれが根本的な解決になるのか、ということです。
誹謗中傷する原因
根本的な解決のためにはその原因が何かを考えなければいけません。
原因1 日々のストレス
1つ目の原因として考えられることは日々のストレスが溜まっていることです。
そして、現実世界でそれを発散することが出来ず、TwitterのようなSNS上で発散することになります。その発散方法として現れたのが誹謗中傷です。
ここで、僕が疑問に思うのはこの発散方法を1つ消したならそのストレスのはけ口はどこに行くのでしょうか?
それはDVかもしれないし、パワハラかもしれないし、孤独や自殺、新たな殺傷事件かもしれません。
これだ!と断言することはできませんが、どこかしらにしわ寄せがくるのではないかと思います。
このしわ寄せをなくすためには、ストレスのかからないような社会とはいったいどのような社会なのか考え、そうなるように社会を変えていかなければいけません。
原因2 マスメディアへの依存
先ほど書いた通り、芸能人が自らのイメージを気にせざるを得ない以上、世間から向けられる目を意識していかなければいけません。ネット上の誹謗中傷は目に余るものがありますが、それ自体を根絶することはとても難しいです。
というのも、現在のネットは情報量が非常に多いため、そこから誹謗中傷全てを取り除くことは不可能に近いから
あと、誹謗中傷の境界線を引くことが難しいからです。
そのため、ユーザー側にネットリテラシーの向上などの変化を求めるだけでなく、芸能人側から変化していく必要があります。
僕は、芸能人が世間からの評価に価値を置くのではなく、自身の持っている内部の価値に自ら価値を見出す必要があると思います。
そして、彼らが広告費が主なマスメディアに頼っている限り世間からの客観的な評価から抜け出すことはできません。
ではマスメディアではなく何を母体とすればよいのか?
答えはコミュニティです。
小規模のコミュニティがこれからの芸能人の内なる価値を見えるようにするのです。
小規模コミュニティの例としてはオンラインサロンなどがあります。
キングコングの西野さんもオンラインコミュニティ内の平和さについて言及されています。
オンラインコミュニティは自分ことが好きな人がメインであり、また匿名性もありません。そのため、ある1つの村のようなコミュニティをなしており非常に居心地がよいようです。
自らが世間に対してそのような価値を提供できるのか考え、それを求めて集まる人々による小規模コミュニティを生み出し、それを母体として活動していくことがこれからの時代は大切です。
マスメディアに依存している限り、過剰な世間の眼や声からは逃れられないのです。
最後に
誹謗中傷はよくないです。それは間違いない。
ただその原因をもう少し考えてみたら社会の構造とかメディアの問題が見えてきたような気がしたけど、数多くの発信者はそこまで気付いてなくて(見ていないだけ?)このままじゃ結局何も変わらないな、と思って書きました。
今後このような悲しい事件が起きてしまうようなことがないように心の底から強く願うし、ぞのために何とか社会を変えていきたいな、と思います。
今日はこんな感じで終わります。
また明日会いましょう(●´ω`●)ノ
木村花さん 心からご冥福お祈りします。
安らかにお眠りください。