みなさんこんにちは!
つぼです(●´ω`●)ノ
最近、ようやく「自分のやりたいこと」と「幸福な未来を作るための流れ」が頭の中でしっくりと来たのでそれについて今日はお話しします。
長くなるので、前編として「幸福な世界へのロードマップ」という概念的なお話を話していきたいと思います。
次回は後編として「幸福な世界のために僕がやるべき、やりたいと思っている方法」についてお話ししようと思います。
(別に宗教とかではないので安心してください(笑)、あくまで僕の考えです)
それでは、前編どうぞ!
「幸福な世界」のためのロードマップ
いきなり結論から話します
未来を幸福な世界にするために必要なものはこれら3つです
自己実現
問題解決
資金
(ここで言う幸福とは物理的に不自由のない状態と精神的に充足している状態を両立している状態です。つまり物理的にも精神的にも幸せということです。)
そして、そのためには
好奇心
自分事で考えること
多様性
コミュニティ
が重要な要素となります。
それぞれの必要性については後程お話しするとして、まずはこれらの要素を踏まえた「幸福な世界へのロードマップ」(道のり)をお見せします!

幸福のための必要なもの3つ
今の世界がより幸福な世界に向かうためには「自己実現」「問題解決」「資金」の3つが大切だという話をしました。
話を聞かなくてもみなさん何となくそれぞれがなぜ必要なのかはわかるかもしれませんが簡単に説明しますね。
自己実現
これは簡単に言うと自分の好きな人生を歩んでいくという話です。
会社で働いているけど、「本当にこれがしたかったことなのか」「そもそも自分のしたいことってなんだっけ?」ということを考えている人は多いのではないでしょうか。
自分のしたいこと、好きなことをやらずに必要のないような仕事をしているのは本当につらいものです。これが出来ていないと自分の心と動作の間に乖離が出来てストレスを感じますし、場合によっては精神的な病気になるかもしれません。
また、「本当は好きなことをして生きていきたい」と考えていながら違う仕事をしている人も多いと思います。
自分の好きに向き合い、なりたい自分になっていく、そのような自己実現が達成できたならば精神的にとても充足した人生になると思いませんか?
よりよい社会のための問題解決
この問題解決とは未来に向けた社会問題の解決です。
自己実現だけを目指してしまうと自分の生活にだけ目が向きがちです。その結果、自分から離れた環境における社会問題(貧困問題や地方における過疎化など)に目を向け辛くなります。これでは、社会問題を放置してしまうようなことになり社会問題をさらに広げたり、格差を生んでしまうようなことになります。
そのため、自己実現だけでなく社会に隠れている問題に積極的に目を向けていき解決しようという動き
つまり、よりよい社会の実現のために問題を把握しそれを解決していくことが必要となります。
金という手段
最後はお金についてです。
先に述べた2つを実現するためにはやはり資金としてのお金が必要です。
自己実現のために何かを修得しようと思えばお金がかかりますし、問題解決として例えば貧困者にお金や物資を配給したり設備を建てるのであればやはりお金は切り離して考えることはできません。
お金を稼ぐことは悪いことだとは全く思っていません。
問題はお金を稼ぐことが手段であるということを理解しているかどうかです。
お金を稼ぐことは目的ではありません。
あくまでお金は自己実現、社会問題解決のための手段であって、お金の為にお金を稼ぐのは本末転倒な話です。
大事なのはバランス
そして、最も大切なのは先ほど挙げた3つのバランスです。
1つだけでも、どれか2つだけでもダメです。3つのバランスをとることです。
自己実現にお金を使わないと精神のバランスが崩れるし、問題解決にお金を使わないと格差は増大し、暗い未来が待っているでしょう。
これはあくまで僕の個人的な印象ですが、最近は自己実現にばかりお金を使う人が多い気がします。(海外に住んで悠々自適な生活とかあこがれてるでしょ?)
まぁ、そっちも大事なんですがもっと技術開発や地域のコミュニティとかに投資したり、してもいいのかなと思ってしまいます。
自分の事を大切に思うのは分かるんですが、もっと未来にとって必要なものや他の社会の問題について考えてみてはどうでしょうか?
全ての始まりとしての「好奇心」
さて、ここで幸福な世界へのロードマップをもう一度見てみましょう。

(ここでは資金について触れていませんが各矢印に多少関わってくると考えてください。資金の稼ぎ方については特に知らないので各自で調べていただきたいです。)
この図を見るとすべての始まりは好奇心になっています。
つまり、好奇心を持つことがより幸福な世界を作っていくための第一歩となるわけです。
好奇心とは何か?
僕は、何らかの物事に関して「面白そう!」「気になる!」という気持ちを持つことだと思っています。この気持ちに従ってまず取り掛かってみることが大切です。
つまり、まずは自分の興味や関心を見つけてみて取り掛かってみることが大事なんです
(以前、「好奇心を因数分解」という記事を書いたのでそちらも見てほしいです!)
ここで、好きなことをやっていくとまず、自己実現の方向に向かっていくような気がしますが、それには多様性の理解という壁が生じてきます。
自己実現へのロードマップ
多様性への理解という壁
今の社会において各自が好奇心に沿って生きていこうと思っても、社会がそれを受け入れてくれないということは往々にしてあります。
好きなことで生きていこうとしても家族や先生、同僚は「好きだけじゃ食っていけない、他の人のように会社に行って仕事につくのがいい」と言います。
でも、日本だったらよほど大量の借金を抱えたり大病を患わない限り再起不能なほど追い込まれることはないし、死ぬこともありません。
結局、自分と他人の考えていることは違うんだから人生が違くたっていいんです。
人々の生き方や考え方の多様性を認められるような社会にしていかなければ好きな人生を歩んでいくための一歩を踏み出すのは大変なことでしょう。
自己実現のためのコミュニティ
各人の多様性への理解を社会全体で行えることが理想ですが、これを達成するのにはかなりの時間がかかると思います。
そこで、コミュニティが多様性への理解やそれによる自己実現を担うと考えています。
コミュニティというのは何らかの共通点で結ばれたゆるいつながりであり、共通点という同質性があるからこそコミュニティ内における人々に対して仲間意識を持ちます。
強固なつながりではないため価値観の押し付けが起きない一方で、つながりが無いわけではないので、お互いに認め合うという居心地の良い空気感がそこには生まれます。
最近では、オンラインサロンやカフェなどがこの空気感を作っているのでしょう。
ある共通点で集まったコミュニティ内でそれぞれの多様性を認め、何らかのプログラムを行ったり協力したり応援することによって自己表現の場になっている
そんな気がしています。
問題解決のためのロードマップ
自分事として捉えるということ
自らの好奇心に従って生きていると何かしらの危機にぶち当たることがあります。そして、自分の好きなこと・ものに危機感を感じた時に人はその原因や理由を世界から見つけようとします。
これが自分事として様々な問題をとらえる第一歩になります。
そして、その問題の解決を行わないと自らの好きなものやアイデンティティが失われてしまうため問題解決に向かって行動し始めます。
1つ例として僕の話をさせてください。
僕は小さいときから子どもが好きです。そんな時にアフリカで子どもたちが汚染された水を飲んでいることが原因で下痢になり中には亡くなってしまうことがあることを知り衝撃を受けました。僕には8歳下の妹がいることもあり、息子や娘が亡くなった親御さんの気持ちを考えると僕もとても悲しい気持ちになりましたし、同時にどうしたらそんな社会を変えられるんだろう、ということを考え北海道大学の工学部に入りました。
僕の場合だと
好きなのは「子ども」
危機感は「子どもでも死んでしまう子達が世界にはたくさんいる」
行動は「工学部で環境工学を学ぶ」
といった形になります。
こんな感じで
好奇心に従った生き方が問題解決に向かうには何らかの危機感を感じ、それによって自分事として物事を考え直すという流れがあるということが分かっていただけたかな、と思います。
(自分事を因数分解という記事もあるので読んで見てください!)
問題解決のためのコミュニティ
この流れを自分一人の中で起こすような人がいる一方で、コミュニティに入った後に起こすことやコミュニティ自体が起こすこともあります。
どういうことかというと
好奇心で「このコミュニティ面白そう!」と入ってみる
↓
コミュニティに対して何らかの危機が訪れる
↓
その問題をコミュニティ内で自分事として考える
といった流れです。
これは自然環境に置き換えてみると分かりやすいです。
ある町はとても豊かできれいな海がある場合を考えます。
そして、その海は住民にとって憩いの場だったり、漁場であったり、観光名所だったりして、海を基軸とした町のコミュニティが築かれています。
そんな時に、海の埋め立てなどの工事により豊かできれいな海が失われてしまう場合どうなるでしょう。人々はその問題を自分事として考え、コミュニティのアイデンティティである海を守るため何らかの活動を行うことでしょう。
僕は問題解決においてもコミュニティが重要な役割を果たすと思っています。
というのも
コミュニティの規模により行える活動の規模も大きく変わるからです。
先ほどの例だと、もしも海が人々の憩いの場でもなく観光資源としても認知されていなかった場合どうなるでしょう?おそらく危機感を持って自分事として考え行動に移すのは漁場として使っている漁師だけかもしれません。
出来るだけ多くの人々にその場所の重要性を認知してもらい幅広いコミュニティを作っていくこと、それが問題解決に向かうためにはとても重要です。
まとめ
幸福な世界へのロードマップのお話はいかがでしたか?
自己実現と問題解決、そしてその資金としてのお金
この3つのバランスをとることが大事でそのためには
好奇心を持ってそれに従い生きること
多様な価値観、生き方を認めること
自分事として考えること
価値を共有しあうコミュニティを形成すること
という4つの要素が必要だということでした。
次回はそれをどのように解決しようと思っているかについてお話ししていきます!
それではまた会いましょう~!(●´ω`●)ノ