感想と要約

【世界一わかりやすい「論語」の授業】学び続けるということ

みなさんこんにちは!

つぼです(●´ω`●)ノ

今日は一条真也先生の「世界一わかりやすい『論語』の授業」を紹介したいと思います。

一条先生は北陸大学で「孔子研究」の授業をなさっている方です。本の内容は入門書ということでとても分かりやすいものになっています。

 

読んでいて分かったのですが「論語」から学べることはひっっじょうに濃いです。今まで自己啓発本などで書いてあったことの根本はすべて「論語」に関わってくると思います。

 

そこで、本の内容に従って「論語」から学べることを5つに分けて紹介していきたいと思います。

 

今回は「学び」についてのお話しです!

 

どうして今「論語」を読んだのか?

そもそもどうして僕が「論語」を学ぼうと思ったのかについて最初にお話ししていきたいと思います。

最近の僕の関心事は

どのように身の回りの物事から興味関心を生み出すか?

です。

それを社会において考える際に、1つ重要なこととしてそもそも各個人が価値を規定するための倫理観というか思想への理解が重要です。

そして、当たり前ですが日本人であるからには西洋の思想より東洋の思想の方がマッチしていると考え、儒教である「論語」をまずは学ぼう、と考えて読みました。

それでは、本題である本の紹介をしていきます!

学問とは?

人から学ぶ + 自分で考える

「学んで思わざれば則ち罔(くら)し。思うて学ばざれば則ち殆(あや)うし。」 <為政篇>

「本を読んだり先生に聞いたりしていくら学んだとしても、自分で考えることをサボったら、何も理解できない。でも、自分ひとりで考えているだけで、人から学ぼうとしなかったら、独善的になってしまい危険だ」

「人から学ぶ」ことと「自分で考える」ことをどちらも行うことが学問です。

どちらが欠けても本当の意味で学ぶということではないということですね。

ただ人から教えられることを真に受けているだけでは知識が増えていくだけで本当に自分の知恵としては残っていきません。

また、自分で考えるだけに終始してインプットを怠ってしまえば、自分の思い込み等に気付くことなく独善的になってしまいます。

なんだか似たようなことを新型コロナウイルスの記事で書いたような気がします。その記事の中では、ただ得られる情報をうのみにするだけでなく、自分はどう行動するのか考えて行動しないといけない、ということを話していました。

【コロナと人と】 人とコロナ

 

前者の学ぶだけで考えないというのは今の日本の社会において顕著だな、と思うところがあるのでまずは自分から変わっていきたいな、と思っています。

みなさんも身の回りの問題について学ぶという姿勢だけでなく自ら考えてみましょう!

 

「文・行・忠・信」、そして「礼」

そして孔子は学ぶ際に重要なことをさらに挙げていきます。

「子、四つを以て教う。文・行・忠・信。」 <述 而 篇>

「大事なのは、読書と実践と誠実と信義の4つだけ」

これは読んで学んだことを実践に移すことの大切さを説いています。

また、それを行う大前提として誠実さを貫き信義を守る気持ちが大切ということです。

この実践が大切というのは僕がCoSTEPでの1年間の中で実習で数多くの学びを得たことからもとても共感します。机上で学んだことを実践で生かしてこそ自らの知恵となるのですね。また、実践での学びをもう一度、机上で学びなおし再認識することでより自分の学びが体系づけられることでしょう。

そして、これはインタープリテーションにおける体験学習ともとてもよく関連している部分です。

学び → 実践 → 振り返り(学び) → 実践 → …

といったようにこの繰り返しこそが学ぶうえでの大切なサイクルなのだと思います。

 

そして、さらに孔子は「礼」という概念の大切さも説きます。

「君子、博く文を学びて、これを約するに礼を以てせば、亦た以て畔かざるべきか。」 〈雍也篇〉

「たくさん書物を読んで多くの知識 を得たときこそ、他人をうやまう気持ちを忘れず、それを表に出さなければいけない。そうすれば、学問が身につき、さらに、人生でもきっと成功できるだろう」

この「他人を敬う気持ち」が「礼」です。

学んだからと言って傲慢な気持ちにならずに相手を敬う気持ちである礼を忘れずに謙虚にしなければいけない、ということです。

ちなみに、僕はこの「礼」こそが論語のみならず巷に出ている自己啓発本などにおいて最も根底にあるものだと思っています。

 

時代を越えて、世界を越えて「礼」というのは大切であり、それを私たちは失いがちだということを肝に銘じながら日々を過ごしていきたいですね。

 

具体的に何を学ぶか

まずは歴史から

世の中には様々な学問があふれていて何から学べばいいのか分からない人もいるでしょう。

そのような人に対して孔子は「歴史」から学ぶとよいと言っています。

どうして歴史から学んだ方がよいのでしょうか?

「或るひと禘(禘)の説を問う。子の曰く、知らざるなり。其の説を知る者の天下に於(お)けるや、其れ諸(こ)れを斬(ここ)に示(み)るが如きかと。其の掌(たなごころ)指す。

「ある人が古い祭りを行う意味を尋ねた。すると孔子は、『そんなことはわからないね。それが分かるくらいなら、天下のことも手のひらに収められるほど、どんなことでも理解していることになるだろう』と言った」

つまり歴史を学び過去の出来事を見返すことで、現在の物事がなぜ行われているのか、なぜそのような社会問題が起きているのか、その本質を考えることができ、物事の理解や、さらには未来の見通しを行うことが出来るから、歴史を学ぶのは大切

ということなんですね。

最近僕はNewsPicksの「WEEKLY OCHIAI」を見るのにハマっているのですが、落合さんの話を聞いていると現在の問題って複雑に絡み合っていてそれには過去の歴史的な経緯少なからず関係していることが分かります。

また、今の新型コロナウイルスの後の世界について歴史学的観点から論じている番組もあって歴史を学ぶことは大切だな、と最近実感しているところです。

論語もまた、日本人の根底にある価値観の歴史に関係していると僕は思っています。

 

一度決めたら貫く

そして、歴史なり他の学問なりこれを学び続けたい!と思ったならそれは貫くべきだという話をしています。

「賜(し)や、女(なんじ)予(わ)れを以て多く学びてこれを識る者と為すか。対(こた)えて曰く、然り、非なるか。曰わく、非なり。予れは一以てこれを貫く。」

「わしは、いろいろ勉強して、それを全部覚えているような人間ではない。それどころか、わしはひとつのことしかやっていない。」

孔子は「人はどう生きるべきかを考える」ということに集中していました。このように一度これと決めたならばそこに集中していくことですべての学問に通じるような知恵を得られるということです。

これは以前お話しした【「また会いたい」と思われる人】相手に好かれる方法3選にも書きましたが自分の中で軸となる幹を持っているということが大切なのだと思います。

そして、学びたいことはこの幹から枝のように伸ばしていくことでそれぞれの学問が関連付けられ一つの体系を成すようになります。

僕の場合だと「身の回りから人々の興味関心をおこさせるにはどうすればよいのか」という根本の問題意識(幹)があってそれを元にしていろいろなことを学ぼうとしている段階です。

みなさんはどのような幹を持っていますか?ぜひ、自分に問いかけて見てください。

 

また、この貫くということに関してですが僕は無理に貫く必要はないのかな、と思っています。自分が好きでもないことを無理に貫こうとすると精神的なダメージを負いうつ病などん精神疾患にかかってしまいます。

本当に自分の好きなことを見つけそれに向かって一生懸命に学び続ける

その姿勢が大切です。

 

実行有言

有言実行という言葉がありますよね。

これは「言ったことは必ず行う」という意味です。

一方、孔子は「実行有言」を提案しています。

子貢、君子を問う。子の曰わく、先(ま)ず其の言を行ない、而して後にこれに従う。 <為政篇>

「立派な人の資格とは何ですか?

まず、自分の言おうとすることを実行してから、そのあとでものを言う人だ」

みなさんの周りにもやりもしないことや、できもしないことを偉そうに話す人はいませんか?

でもそのような人ってなんだか、言葉に重みを感じませんよね。

なぜなら、彼らはそれを行っていないから。

人々から信用されるにはまずは行動をおこし、そのあとに話せばいい、ということですね。僕もよく話しがちな面があるのでまずは実行することを意識していきます。

 

学ぶことは楽しいこと

最後に最も学ぶ上で、そして生きていくうえで大切なことをお話しします。

それは楽しむ

ということです。

「これを知る者はこれを好む者に如かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず。」<雍也篇>

「知っているというのは、好きというのには及ばない。好きというのは、美しいというのには及ばない。」

また、

「学びて時にこれを習う、亦た説(よろこ)ばしからずや。朋(とも)あり、遠方より来たる、亦た楽しからずや。人知らずして慍みず、亦た君子ならずや。」<学而篇>

「学んだあと復習すれば、理解がますます深まり楽しい。また、何かを学んでいると、同じ道を歩む友人が出来て、それもとても楽しい。 もし、自分が学んでいることを他人が理解してくれなくても、怒ってはいけない。人は人、自分は自分だ。」

どちらも自ら進んで楽しみながら学ぶことの大切さを説いています。

これは勉強だけでなく仕事においても言えることでその作業を行う中での自分の楽しみを見つけ出すことで、より多くの学びが得られます。

僕も最近いろいろな学問を学ぶと、自分の考えている物事が有機的に結びついていってとても楽しいですし、どんどん学びたいことが増えていっています(笑)

みなさんも自分の行っている中での楽しみを見つけて、主体的に動くようになりましょう!

 

 

 

さて、今日の「学び」についてのお話はこれで終わります。

次は「信頼と尊敬」についてお話ししたいと思っています。

「世界一わかりやすい『論語』の授業」はとても分かりやすい本なので、興味がある人はぜひ読んで見てください!!

 

では、また会いましょう~!(●´ω`●)ノ

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