みなさんこんにちは!
つぼです(●´ω`●)ノ
最近の自粛期間中で自粛をしていない人に対して過剰に攻撃している人(いわゆる自粛警察)がいますよね
一方、不満はたまっていながら家で我慢していて他人には当たらない人もいます
どうして、その差が生まれるのでしょうか?
そんなことを考えていました
そんな時「人望が集まる人の考え方」という本を読んで自分の中で腑に落ちたものがあったのでそれについて今日はお話ししていこうかな、と思います。
他人を過剰に攻撃するのはなぜ?
結論から言うと
自尊心が満たされていないからです
「人望が集まる人の考え方」という本を読んで考えたものですが、理由のうちの一つであることは間違いないと思っています
本に書いてある例をあげますね
この文章を書いていて、互いに何の関連性もないように見えるふたつの新聞記事が目に入った。
ひとつは、話しかけているときに居眠りをした女性に激怒して絞め殺した中年男性に関する記事。もうひとつは、2人の仲間とガソリンスタンドに押し入って金品を盗んだ17歳「の少年に関する記事。少年は出っ歯をからかわれたので、自分の「実力」を見せつけるために強盗を働いたという。
2つの例のどちらもそんなに怒ることか?って思いませんか?
怒ったとしても相手を殺すほどか?って思いませんか?
でも、殺してしまう人もいるんですね
これって今の過剰な自粛活動にも見られると思いませんか?
公園で遊んでいる子どもたちを怒鳴りつける大人や、マスクをつけていない赤の他人に対して怒鳴りつける人、そしてドラッグストアの店員さんを怒鳴りつける人々
普段ならそんなに怒るようなことでもないのになんで怒るのでしょう?
それは自尊心が満たされていないからです
先ほどの文章の続きにはこう書いてあります
このふたつの記事は、人々が傷ついた自尊心を守るために過激な行為におよびかねないことを示している。人間関係に関するかぎり、相手の自尊心を傷つけることはご法度だ。相手の人間としての尊厳を踏みにじったら、いずれいやな目にあわされる。
人々は自尊心についてとてもデリケートで、自尊心を傷つけられると非常手段に訴えるおそれがあることを肝に銘じよう。
このように自尊心が傷つけられてしまうと暴力などの非常手段に訴えてしまうことがあるのです。
コロナウイルスが流行って自分は自粛しているのに他の人が自粛していないのを見ると自分の行動が馬鹿にされたような、意味がないと言われているような気持ちになり、自尊心が傷つけられてしまうのだと思います。
なぜ、増えてきたのか?
では、なぜそのような人が増えてきたのか?
新型コロナウイルスが流行って緊急事態宣言が出される前はこのような衝突はあまり見られなかったと思います。
マイノリティな人々がメディアによって目立っていたりするだけかもしれませんが、イライラしている人が増えているのは事実だと思います。
その原因は一つだけではないと思いますが今回は自尊心に注目してお話ししていきたいと思います。
原因は
人とのリアルのかかわりがコロナウイルスの影響で減ったから
だと思います。
自尊感情は人と人との関わりの中で醸成されるものだと思っています。
人と関わる中で、「自分を認めてくれた」っていう気持ちは本人が自覚していなかったとしても意外と生活の中にあるものです。
だから、コロナウイルスが流行る前は生活の中に人との関わりが自然に入っていたため、意識しなくても自尊心が満たされていた人が多かったのだと思います。
しかし、コロナウイルスが流行った影響で家の中にこもらざるをえず、人との関わりが減りました。
そのため生活の中に自然と取り込まれていた「人に認められるような機会」が減ったのだと思います。
そのため自尊心が満たされず、他人に対して攻撃的な人が増えたのでしょう。
解決法は?
では、この現状を解決する方法はあるのでしょうか?
今の流行の状況を考えると直接会うのは厳しい一方で、代わりにZOOMなどを用いたオンラインでのつながりが増えています。
オンライン飲み会などがZOOMで行われていますよね。最近はリアルでのつながりがデジタルに寄ってきたような印象を持っています
そのためオンライン上での相手の自尊心を高める方法を模索した方が現実的なのかなぁ、と思っています
僕が提案したいのは
ほめほめバトン
です
内容は相手が1日で家の中で頑張ったことをほめるのをつないでいく
というものです。
これをオンラインでできる流れができたらいいのかなと思っています。
最近、ブックカバーチャレンジのように人から人へつないでいく活動が増えています。
このうちの1つとして人から人へほめる活動がつながったら相手の自尊感情を高めることができて、自粛中でも過剰に他人に攻撃する人が減るのではないでしょうか?
僕の入っているボランティアを中心にしてやっていこうかな、と思っているので、もし皆さんの下にもバトンが届いたらぜひ参加してください!
ではまた会いましょう~!(●´ω`●)ノ
記事の中で紹介した「人望が集まる人の考え方」の紹介記事はこちら