サイエンスコミュニケーション

【CoSTEP】サイエンスコミュニケーターに求められるスキル10選

みなさんこんにちは!

つぼです(●´ω`●)ノ

 

今日は僕が1年間CoSTEPで活動して考えた

サイエンスコミュニケーターに求められるスキル

についてお話ししよう、と思います

 

どうしてこのお話をしようと思ったのかというと

CoSTEPの「対話の場の創造実習」の最後の授業では、1年間の講義や実習を通してサイエンスコミュニケーターに求められるスキルを10個書きます。

今まで、経験知として自分の中にあったものを実際に言葉としてアウトプットすることで自らの学びを認識、再確認することが大事なんですね

ということで今回は僕が実際に考えた求められるスキルについてお話しします

 

サイエンスコミュニケーターに求められるスキル

好奇心を持つ

自らに問う

見えない価値を見つける

全体を俯瞰する

相手の立場に立つ

自身の言葉で伝える

多様な価値観を認める

問いを生み出す

共に考えていく

あきらめない

 

1つ1つ簡単になぜそう思うのか話していきます

 

好奇心を持つスキル

1個目は「好奇心を持つスキル」です!

そもそも私たち自身が身の回りの物事や問題に興味・関心を持てないと

何を伝えたいのか

をそもそも見つけることが出来ません

興味・関心を持つためには好奇心を持つことがとても大切です

そのため、自分自身の好奇心に従ってたくさんの情報収集を行い

 

「これおもしろい!伝えたい!」

 

というものを見つけたらその気持ちを大事にしながらどのように伝えていくのか考えていくのが大切です

僕達の行ったイベントはすべて最初は

「これをやりたい!」

「これを伝えたい!」

という好奇心から来ています。

 

それを最後まで大切にしたことでイベントが成功したのだと思います

 

自らに問うスキル

2個目は「自らに問うスキル」です!

見つけた好奇心や問題について

 

どうして、それを伝えたいのか

なぜ、その問題が伝えるべき内容なのか

 

について自らに問いかけていく必要があります

これを行わないと

実際に企画していく際にコンテンツの軸がぶれてしまったり

手段が目的化してしまったり

してしまいます。

 

自らに問いかけ、必ず自分の中でぶれないモノを見つける

これが大切です

 

また、自分だけでなくグループ内などでも1つの方向性を向くためにこの過程、スキルは大切だと思います

 

動物生態学のサイエンス・カフェを行った際には、グループ内で対話を行っていく中で好奇心を見つけてもらうことが大事だということに行きつきました。

それは今の時代、人々は日々の生活の中での好奇心が年を重ねるごとになくなってしまうから、そんな大人でも日々好奇心を持って生きていけたらいいのではないか

という話になったからです。

ここから、好奇心を動物から持ってもらうために生態展示やクイズなどを行い実際にフシギやハッケンを見つけてもらいました

 

見えない価値を見つけるスキル

3個目は「見えない価値を見つけるスキル」です!

1つ目で話したように、好奇心にしたがって

「伝えたい!」

と思ったきっかけもとても大事です

 

しかし

その裏にある魅力は具体的には何なのでしょうか

実際に言葉にしてみると案外もっと深いことなのかもしれません

 

僕達が行った脱出ゲームのイベントでも、最初はエネルギー問題に興味を持ってほしいという気持ちから始めましたが

エネルギー問題はなぜ解決しないのか

という問題を深堀していったときにそこには

価値観の多様性があるから

ということに気付きました

 

これを軸にしてイベントを行って実際に参加者にもエネルギー問題の奥に潜む価値観の多様性に気付いてもらえたと思います

 

この物事の後ろにある見えない価値を何か深堀していくことで参加者にとって価値のあるサイエンスコミュニケーションを行えるのではないでしょうか

 

全体を俯瞰するスキル

4個目は「全体を俯瞰するスキル」です!

特に

ある問題を解決したくてサイエンスコミュニケーションを行っていく場合にとても大切

だと思います

 

どうして、その問題が起こっているのか

その問題の原因は一体何か

どのような立場の人々(ステークホルダー)がいるのか

 

これらを全体を俯瞰して考えてみることで、1つの視点からではない多様な視点・切り口からのサイエンスコミュニケーションを行うことが出来ると思います

 

エネルギー問題の脱出ゲームでは、多様な価値観をテーマの1つにしていたので民間企業、行政、市民団体の立場の人々からお話を聞き、できるだけエネルギー問題の全体を俯瞰するようにしていました。

これは数多くあるテーマの中から一つを絞る際にも大切だと思います。

同じく、エネルギー問題について考えた際も国際的な問題から生活に関わるミクロな問題まで考えましたが、結局自分事として捉えてもらうには市町村レベルで考えることがよいのでは

という話に落ち着きました。

一回全体を見ないと見えてこないものもあるので困ったときは俯瞰して見るといいと思います!

 

相手の立場に立つスキル

5個目は「相手の立場に立つスキル」です!

俯瞰して考えた結果いろいろな立場の人々が存在することに気付くと思います

そして、それぞれの立場の状況を調査することでしょう

 

その際にこのスキルが大切です

そもそも人は分かり合えないものです。

なぜなら文脈が異なるから。

自分のことを相手に理解してもらおうなんて傲慢すぎますよね

 

でも

なぜ、この人はこのような主張をしているのだろうか

と考えを巡らすことで相手の心情を慮ることはできます。

こうすることで数多くの人に届くサイエンスコミュニケーションを行えると思います

 

自身の言葉で伝えるスキル

6個目は「自身の言葉で伝えるスキル」です!

私たちは、集めた情報をもとにサイエンスコミュニケーションをします

しかし、この段階で相手にとって分かりやすいような方法にかみ砕いたり、情報を加工しないと難解な説明になったりして参加者を置いてけぼりにしたサイエンスコミュニケーションとなってしまいます

 

相手はこの情報を与えると○○と疑問に思うだろう

ならここをもっと分かりやすく伝えよう

分かりやすく伝えるには…

 

といったように

得た情報を分かりやすく、そして伝えたいことが伝わるように自分自身の言葉で加工しながら伝えていくことが大切

です。

 

サイエンス・カフェでは動物生態学の研究者のお話を参加者に分かりやすく伝えるために研究者の言葉を翻訳する役を作り、参加者を代表して積極的に説明をかみ砕いて代わりに伝えたり、質問を投げかけたりしていました。

これはテレビとかのMCの方々とかを見てるとよくやっていることに気付くと思うのでたまに意識して見てみてください!

 

多様な価値観を認めるスキル

7個目は多様な価値観を認めるスキルです

サイエンスイベントを行うと多様な人々が参加します

人それぞれバックグラウンドは違いますし、考えていることも様々です

 

サイエンスイベントを通していろいろな意見が出てくることでしょう

そして、それぞれの意見に一度寄り添って受け入れてみてほしいです

多様な価値観があるからこそ対話が生まれ、画一的ではない結論を生み出すことが出来る

と思います(時には結論が出ないこともありますが…)

 

そして

この多様性を理解し認めるための対話こそがサイエンスコミュニケーションの神髄だと僕は思っています

こうして対話を行うことでそれぞれが新たな考えに出会い、より深く科学と社会のかかわりについて考えることになると思います。

 

相手との関わり合いの中で相手の価値観を認め、対話を通して答えを探っていく

これはサイエンスコミュニケーション以外の文脈でも非常に大切なことなので日々の生活の中でも特に大切にしていきたいことです

 

問いを生み出すスキル

8個目は「問いを生み出すスキル」です!

問いは本当に大切です

どのような問いを投げかけるかで参加者の対話の質や心構えが大きく変わってきます

そして

イベントなどでの最後に投げかける問い

これはイベントが成功したかを左右するくらい大切です。

問いを如何に設計するかでイベント後も参加者が

「サイエンスコミュニケーションを行うかどうか」

が大きく異なってくると思います

 

個人的には最後にイベントでの学びを振り返りながらもなんとなくもやもやさせるような問いがいいのかな

と思いますが、難しいですね(笑)

 

僕も授業の最後に出されたこの

「サイエンスコミュニケーターに求められるスキルは何か?」

という問いに対して考えて答えを出しましたがまだまだ足りないことがたくさんあるし精進していかなければな~

と思っています

共に考えていくスキル

9個目は「共に考えていくスキル」です!

ただ参加者に問いを投げかけるだけでなく自分自身もその問いを反芻して考え続けなければいけません

 

サイエンスコミュニケーターならば常に考え続け時には対話をおこし、時には寄り添いながら身の回りのありとあらゆる問題について問いかけ考えていかなければ成長はないと思っています。

 

もはや、これはサイエンスコミュニケーターにとどまる話ではないような気もしますが

 

常に疑い問いかけ思索し続ける

 

その先に何か待ってるかもしれないし待っていないかもしれない

でも考え続けていれば考えていないよりもずっと自身の思考は成長することが出来るのでは、と思います。

すごい抽象的な説明になりましたが

常に考えることを辞めずにいよう

ということです

 

共に頑張っていきましょう

 

あきらめないスキル

10個目は「あきらめないスキル」です!

いや、もうこれはスキルというか精神論的な話なのですが

これ大事です

いや、

今までの全部大事なんですが一番大事かな

と思っています

 

なぜなら、どれを行うのも結構大変なんですがこのあきらめないスキルがあればどれも達成することが出来るからです。

 

CoSTEPでの1年間でも何回も何回も

「それ、ムリだって」

という言葉を言われました

 

しかし、あきらめずに突き進んだ結果がそれぞれのサイエンスイベントになっています

 

無理かどうかはやってみないと分からない

無理だと思うなら無理じゃなくなるように考える

 

それくらいの気概を持ってイベント作りに取り組んでいくことで自分たちが理想とするサイエンスコミュニケーションを行えると思います!

 

まとめ

以上で10個のサイエンスコミュニケーターに求められるスキルの紹介を終わります

こう見ると結構ありますね

たくさんある中で特に

好奇心を持つスキル

多様な価値観を認めるスキル

あきらめないスキル

は特に僕が日々の中でも大切にしているものです。

みなさんも10個いきなりすべてではなくても1つ1つ習慣化していけば、必ず10個身につくと思います。

 

この10個は他の分野でも必ず役に立つと思うのでサイエンスコミュニケーターでない人も意識してみてください!

 

ではまた会いましょう~!(●´ω`●)ノ

 

ブログランキング参加中です♪励みになるのでお願いします!

ブログランキング・にほんブログ村へ