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【CoSTEPでの1年間】サイエンス・カフェ企画

みなさん、こんにちは!

昨日はサイエンスコミュニケーションってなんだろう?

っていう話をしました!

(昨日の記事はこちら

今日は僕のCoSTEPでの昨年度の活動についてお話していきたいと思います。

 

1年間で

動物生態学に関するサイエンス・カフェと

エネルギーに関する脱出ゲーム

のイベントを作ったのですが、今回は

サイエンス・カフェについてお話をしていきたいと思います。

 

今日の目次

CoSTEPでの授業について

サイエンス・カフェについて

裏話

 

CoSTEPでの授業

まずは、簡単にCoSTEPの授業についてお話ししたいと思います。

なぜ、最初に授業について説明したのかというと、今からお話しするサイエンスイベントはCoSTEPの授業の一環として行ったからです。

 

まず、CoSTEPという組織は北海道大学の中にある教育組織で

サイエンスコミュニケーターを育成することを目的にしています

サイエンスコミュニケーターとは、サイエンスコミュニケーションを促すための人材でしたね。詳しくは昨日の記事を読んでください!

CoSTEPではサイエンスコミュニケーターを育成するために

講義

演習

実習

という3つの教育方法を組み合わせています

講義は座学の授業で、CoSTEP専任の先生だけでなく、社会の中で様々な立場でサイエンスコミュニケーションを行っている方々が講師として多様なお話をしてくれます。

様々な立場における、様々な側面のサイエンスコミュニケーションを学ぶことが出来るます!

演習は主にスキルを学ぶ授業で、イラストレーターを使ったり、プレゼンを行ったり、インタビュー記事を作成したりして、サイエンスコミュニケーションのために必要な多種のスキルを学びます。

そして、実習です。実習は、いくつかの小グループに分かれていて、学んだことを社会に向けて何かアウトプットすることで実践的に学ぶことが出来ます。

僕はいくつかある実習の中から「対話の場の創造実習」を選択しました!

対話の場の創造実習はサイエンスイベントを作ることが実習のメインになります

そして、僕はこの実習の中で先ほど挙げた

「サイエンス・カフェ」と「脱出ゲーム」を作りました!

 

サイエンス・カフェについて

サイエンス・カフェってみなさん知っていますか?

イギリスのカフェで「コーヒーを片手に科学の話をしよう」というコンセプトのもと始まったイベントで、日本でも様々な場所で行われています

イベントの内容は基本的に「科学者のお話を市民の方々が聞く」といった形になります。

そして、僕たちのサイエンス・カフェに来ていただいた科学者の方は

小泉逸郎先生です!!

 

(引用:小泉先生個人HP

 

小泉先生は北海道大学大学院環境科学院フィールド生態学研究室の先生で

様々な動物の生態に関する研究を行っています。

小泉先生の研究室のHP

 

さて、サイエンス・カフェではお話ししてもらうテーマを決めなければならないのですが

 

テーマが決まらない…!

 

なにせ、小泉先生のテーマがとっっても広いんです

 

オショロコマという魚からリス、ヒグマ、さらにはシジュウカラという鳥まで、さらには寄生虫も研究しているというから驚きです! Σ( ゚Д゚)

 

小泉先生の動物へのあふれ出る好奇心はすごいですね…!

 

これら、どれもとっても面白いテーマなのですがすべてをお話ししてもらうには時間が足りない…

これがとても悩みどころでした。

そして、サイエンス・カフェでは来てくださった方々にただ研究成果を伝えるだけでなく、もっと科学との関わり方について根本的な部分を伝えていくことが大切です。

そこで今回は「好奇心」をテーマにサイエンス・カフェを行うことに決めました!

その名も

「動物のおもしろい生き方探してみた ~進路に迷うサケから、シャイなリスまで!?~」

↑とっても目を惹く素敵なポスターです!

なぜ、好奇心の大切さを伝えたかったのかなんですけど

子どものころには誰もが好奇心の赴くまま行動していたと思います。

けれど、年を重ねるにつれ好奇心がどこかに行ってしまったのではないでしょうか?

もう一度、好奇心を持ってもらって、日々ワクワクしながら生活してほしい!

そのように思い、好奇心を持ち続けることの大切さを伝えようと思いました。

 

こうして

小泉先生の動物生態のおもしろい話を通じて、身の回りの自然への好奇心を持ってもらうことを目的にしてサイエンス・カフェを作っていく

ことが決まりました!

 

さて、では

ただ研究についてお話しするだけで好奇心を生み出すことが出来るのでしょうか

 

難しいと思います。

そこで、僕たちが意識したことが以下の3つのポイントです!

イベント全体の世界観

実際の動物たちに触れてみる

他の人たちの疑問や発見に触れる

 

イベント全体の世界観

いきなりお話を始めたとしても来場者の方々はその場の雰囲気に入り込むことが出来ません

そのため、イベントを一貫する世界観が必要になります

これは、サイエンス・カフェだけでなくありとあらゆるイベントにおいて大事にすべき事だと思います。

ということで、今回は

ラジオの公開収録という世界観を作り出しました。

この中で来場者は公開収録に来た観客になり、番組の途中で出されるクイズなどに参加していきます。また、番組らしさを出すためにイベントの諸注意はAD役となった僕が行いました(笑)

奥でスケッチブックを持っているのが僕です。みなさん手を挙げてクイズに答えてくれています

 

では、どのように動物生態学のお話をしていくのか

 

ここもラジオっぽさを出しました。

というのも、

リスナーからお悩み相談のお便りがやってきて、それに小泉先生が動物生態学の観点から答えていった

のです!

 

例えば

「進路に悩んでいます」という悩みには

「サケに関する研究の観点から」お悩みに答える

といった感じです。

 

上手く、ラジオの収録という形を使って研究内容を伝えることが出来たと思います。

また、こうすることで小泉先生の研究内容も複数紹介することができました!

 

実際の動物に触れてみる

お話で聞くのと、実際に見たり触ったりするのだと気づくことや感じることの量って段違いなんです。

そこで、先生のお悩み相談室がひと段落したところで

今度は実際に会場にある展示物や生き物に触れてもらいました

そして

触れたり見たことで気付いた発見や不思議に思ったことをそれぞれ付箋に書いて貼ってもらいました

 

 

こうすることで

たくさんの発見や疑問を生み出し好奇心が芽生えてきたのかな

と思います

 

他の人たちの疑問や発見に触れる

最後には、会場にいる全員が書いた発見や疑問に対して小泉先生がフィードバックを返す時間でした。

こうすることで

他の人たちの発見や疑問に触れることができ、

「それなら、○○になるとどうなんだろう?」

といった新たな好奇心を生み出すことが出来ました

 

サイエンス・カフェ全体を通して120人ほどの参加者に来ていただきました。

展示に触れる時間もみなさんそれぞれ思い思いに触っていて、それぞれでたくさんの疑問や発見を見つけてくれていて、とてもうれしかったです!

全体として満足度が非常に高く、もともとの「好奇心を生み出す」という目的も達成できたと思います!

裏話

ここからは本番以外の準備での裏話をしようかな、と思います

というのもイベント本番が2019年の10月で6月くらいから準備を行っていたのですがとても波乱万丈だったからです(笑)

たくさん苦労したことはあるのですが、ここでは主に2つ挙げたいと思います

・グループ内での合意を形成するのが難しい

・全体の進行の見通すのが難しい

まず一つ目は合意形成についてです。

本番まで会議を何回も行ったのですが、全体での合意を形成するのが本当に難しかったです。

以前決定したようなことをもう一度考え直したりとか

みんなが好き放題言いあって全く何も決まらないとか

そんなことがたくさんありました。

 

これを解決するには、

決める議題を事前に決定しておくこと

だけでなく

決定方法を決めておくこと

議論が混迷に陥った時にどのように決定するのか

それを考えておくことが大事です。

そして

決定したことを1つ1つ確認し、全体で共有していくこと

これが1歩ずつ着実に進めていくための方法なのかな、と思います。

 

2つ目の全体の進行を見通すのが難しい

というのは、完全に僕の反省なのですが、全体の進行がどこで滞っているのか把握する力が足りなかったために準備がギリギリまでかかってしまうということがありました。

全体を俯瞰して見る力が大事

どの部分の作業がいつまでにどの段階にあるのか見通しを決めて、現状との比較を行っていかなければいけなかったなぁ、と思います。

 

この俯瞰する力というのは、生きていくうえでもとても大事なものだと思っています。

 

自分自身の今のこの行動、勉強、仕事は一体これからの世界や自身の人生においてどのような意味を持つのか

何年か先、または世界を広げてみて「なぜ、それを行っているのか」について考えて見通すことが今の自分の立ち位置を定め自身の人生の進路を定めてくれるのではないでしょうか

 

さて、お話が長くなってしまったのでもう一つの脱出ゲームイベントの方は別の記事でお話しできたらと思います。

それにしても、このサイエンス・カフェは今の自身を形作ったとても大きなものの1つなんだなぁ、とこの記事を書きながら改めて思いました。

世の中に何かアウトプットしていくって大事ですね!

 

そして、最後になりましたがこのイベントは僕だけでは決して作り上げることが出来ませんでした。共に協力して作り上げていただいたみなさんありがとうございました!

 

それではここらへんで!また明日会いましょう~(●´ω`●)ノ

 

CoSTEPのサイトにも一緒にイベントを作った仲間の報告が載っているのでぜひ見てください!

(イベントの写真はCoSTEPのサイトより引用させていただきました)

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