サイエンスコミュニケーション

【サイエンスコミュニケーション】ってなんだろう?

みなさん、こんにちは!

つぼです!(●´ω`●)ノ

 

最近はサイエンスコミュニケーションに関する話ばかりをしているのですが

そもそもサイエンスコミュニケーションっていったい何なのか

について書いていないな、と思ったので、僕なりにサイエンスコミュニケーションについて書いていきたいと思います。

この記事を読んで

サイエンスコミュニケーションって簡単!やってみよう!

と思ってもらえたらとてもうれしいです!

今日の目次

サイエンスコミュニケーションってなに?

サイエンスコミュニケーションはなぜ必要なのか

サイエンスコミュニケーションって例えば?

僕の思うサイエンスコミュニケーション

 

サイエンスコミュニケーションって何?

そもそもサイエンスコミュニケーションとは一体何か?

僕の考えは後にお話しするとして、いくつかの組織が考えているサイエンスコミュニケーションを紹介したいと思います

まずはJST(科学技術振興機構)科学コミュニケーションセンターの定義から紹介します

(JSTは大学の研究等に対して資金援助などを行っている組織です)

「科学と社会のさまざまな要素をつなぎ、地球生命を維持するための智の

あり方」

また、文部科学省では

「国会、政府をはじめ研究機関、教育機関、学協会、科学館、企業、NPO法人等の団体、研究者・技術者、国民・住民等の個人などの間で交わされる科学技術に関するコミュニケーション活動で、非常に幅広い内容を包含するもの」

と定義しています。

 

JSTの定義はスケールが地球規模で表されていて宇宙飛行士だった毛利さんらしい定義の仕方だなぁ、と思います。

 

一方、文部科学省の場合はかなり具体的に示されていて、どのレベルでのコミュニケーション活動であるのかまで触れているのでイメージしやすいものなのかな、と思いました。

 

このように、サイエンスコミュニケーションと一言で言っても、表現の仕方や定義の範囲が異なっていて面白いですね。

他にもそれぞれが定義したサイエンスコミュニケーションがあります。興味があれば調べてみてください。

 

サイエンスコミュニケーションはなぜ必要か?

それはトランスサイエンス問題が世の中に存在するからです

 

トランスサイエンス問題とは何でしょうか

 

アメリカの核物理学者であるワインバーグさんが最初に提唱した言葉で

科学と社会の相互作用によって生じる、専門家や科学的専門知識だけでは解決できない課題

と説明しています

 

よく

「科学に問うことはできるが、科学だけでは答えることのできない問題」

と説明されます

どのようなことなのかいくつか例を挙げて説明していきたいと思います。

 

原子力発電の場合

原子力発電所を設置する場合、津波の被害を想定するとします。

想定した結果、「○○%」という値が出てきたとします

ここまではシミュレーションや統計等の科学技術を用いて出したサイエンスな答えです。

 

では、このリスクを考慮した場合

原子力発電所を設置すべきかどうか?

になると、サイエンスだけで答えを出すことのできない問題

 

つまり

トランスサイエンスな問題ということになります

 

今のコロナウイルスの場合でも

どのような行動をしたらコロナウイルスに感染する確率はどのように変化するのかは公衆衛生学や統計学から算出することはできるかもしれません

例えば

新たな感染者数が○人以下になったら大規模感染が起こる確率が低いという結果が出たとします。

これはサイエンスな問題でありサイエンスで出した答えですね

 

しかし、だからといって

新たな感染者数が○人以下になるまでロックダウンを解消しないか

といった問題はトランスサイエンス問題です

 

なぜなら、○人以下になったら確かに大規模感染が起こる確率は低いかも知れませんが

・大規模感染がおこる確率はわずかでも存在する

・○人以下になるまで解消しなければ経済的ダメージが非常に大きい

など社会的な問題が介在してくるからです

 

なのでサイエンスの答えからこのロックダウンをいつ解消するかという問題への答えを出すことはできない

 

ということなのです。

 

では、どうやって答えを出していけばよいのでしょうか?

 

そのために必要なのが

サイエンスコミュニケーション

になるわけです

なんとなく、サイエンスコミュニケーションが分かってきたでしょうか??

 

ここまで読んできて

サイエンスコミュニケーション

というと結構難しそうなイメージがあるかもしれません

 

でも、意外とサイエンスコミュニケーションって身近にあるんですよ!

 

例えば…

・科学系の雑誌(Newtonとか)

・科学イベント(サイエンスカフェやサイエンスアゴラとか)

・科学教育番組(NHKなどでよくやっているようなものですね!)

がありますね。 ほかにも、たっくさんの事例があります。

 

なんなら、科学に関するイベントや情報は大体サイエンスコミュニケーションだと思って良いと思います。

そして、みなさんが読んでくれているこのブログもサイエンスコミュニケーションになります

そう聞くと結構身近にあることを感じてもらえましたか?

そして、トランスサイエンスな問題を解決するためには

双方向な対話を通したサイエンスコミュニケーション

が大切です。

 

双方向の対話

つまり、お互いが相手の話を聞いてそれをもとに自分も話す

いう過程が大事になってくるわけです

 

この双方向の対話を通したサイエンスコミュニケーションによって出された答えが、それぞれの価値観が異なるために生じるトランスサイエンス問題を解決するための手段になっていきます。

 

では、このサイエンスコミュニケーションは勝手に行われるようなものなのでしょうか?

けっこう難しいですよね…(´・ω・`)

科学者と双方向の対話と言われてもハードルが高すぎると思います

 

このハードルが高いように思えるサイエンスコミュニケーションを誰でもできるようにするのが

サイエンスコミュニケーター

です

僕が1年間受講したCoSTEPのサイトには

「科学技術の専門家と一般市民との間で、科学技術をめぐる社会的諸課題について双方向的なコミュニケーションを確立し、国民各層に科学技術の社会的重要さ、それを学ぶことの意義や楽しさを効果的に伝達する役割を果たせる人」

と書いてあります (CoSTEPでは科学技術コミュニケーターとしていますが意味は同じです)

 

サイエンスコミュニケーターは

科学者と科学者でない人をつなぐことで双方向のサイエンスコミュニケーションを促していきます

そして、さらには市民同士のサイエンスコミュニケーションも促していきます

 

そう聞くとサイエンスコミュニケーターもまた難しいように聞こえるかもしれません。

しかし

このサイエンスコミュニケーターは誰でもなることが出来ます!

 

というのも

自分自身の科学に対する考えを誰かに対して発信して、相手の意見も聞いて…

ということ自体がサイエンスコミュニケーションであり

それを生み出しているあなたはサイエンスコミュニケーターだからです!!

もし、あなたが

新型コロナウイルスが収まった後の社会ってどうなるんだろう?

 

と友達や家族に話しかけることであなたもサイエンスコミュニケーターになれるんです!

 

私にもできそう!

私ってもうサイエンスコミュニケーターじゃん

 

と思えますよね(笑)

 

それくらいの軽い気持ちでサイエンスについて考えを巡らせて話し合っていって行けたら

それぞれが自分の考えや価値観を共有してさらに更新することが出来て、素敵な未来が待っているんじゃないかな

と思っています

 

僕の考えるサイエンスコミュニケーション

サイエンスコミュニケーター養成講座でもあるCoSTEPでは最初の授業で

サイエンスコミュニケーションとは?

という問いが出されます。

 

この問いの答えを1年間の活動の中で考えていくことになります。

 

僕ももちろん考えました

僕の出した答えは

 

 

 

です。

別に考えることをやめたわけでも、分からなかったわけでもないです(笑)

ただ

答えのないもの

だな、と思いました

 

「サイエンスコミュニケーションとは」という問いへの答え自体が私たちが双方向の対話を通して見つけていかなければいけないものであり、それを考えることこそが「サイエンスコミュニケーション」

なのだと思います。

 

長くなりましたが、サイエンスコミュニケーションのお話を終わります。

少しでもサイエンスコミュニケーションしたい!と思ってもらえたらうれしいです

参考にもっと分かりやすいサイトがあるので貼っておきますね(笑)

Share Study 「5分でわかる!サイエンスコミュニケーション」

また、サイエンスコミュニケーターになりたいという方は来年度のCoSTEPのプログラムを受けて見てください。絶対後悔はしません。

CoSTEP HP

それでは、また会いましょう!(●´ω`●)ノ

 

 

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